都市型の狭小地ビルにおいては、最大限の居住空間を確保しながら安全性を向上させることが重要となります。
当社では、Soft First Story理論に基づき、1階をピロティとした軽快なファサードのビルに制振デバイス:ODBシステム(ブレース型オイルダンパー)を採用した設計を行い、高い耐震性と居住性能を確保しました。下層部の剛性をオイルダンパーによってやわらかくすることで、杭の引き抜き力を減少させ、微振幅から大振幅まで安定した減衰効果を発揮することが可能です。
詳細資料:2008-6 「月刊鉄鋼技術」 掲載記事
▪ 設計時期:2007年
▪ 構造種別:S造
▪ 建物規模:地上11階
▪ 制震装置:ブレース型オイルダンパー