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立教大学第1食堂 「BELCA賞ベストリフォーム部門」

竣工年 1918.11

弊社が構造設計を担当し、「BELCA賞ベストリフォーム部門」を受賞した物件です。選考委員からは、「本物件は、保存に止まらないリフォームの実施例で、今回のリフォームにより、姿は原型に再現され、機能は現代に蘇生された。」との高い評価をいただきました。

▪ 所在地:東京都豊島区西池袋3-34-1
▪ 竣工:1918 年
▪ 改修:2002 年
▪ 用途:学生食堂(改修前後とも)
▪ 所有者:学校法人 立教学院
▪ 意匠設計:立教大学管財部施設課、株式会社坂倉建築研究所
▪ 構造設計:株式会社構造計画研究所
▪ 設備設計:株式会社森村設計
▪ 施工:清水建設株式会社
▪ 敷地面積:54,974.66 m2(キャンパス全体)
▪ 建築面積:779.14 m2
▪ 延床面積:998.43 m2
▪ 階数:地上2階
▪ 構造:既存-レンガ組積造(壁内鉄筋コンクリート柱梁)、木造小屋組
▪ 建替:鉄筋コンクリート造
▪ 工期:2001年5月~2002年1月

外観

内観

補強部材が目立つあまり、伝統的な第1食堂の雰囲気が損なわれてしまうことが無いよう、過去に前例の無い、特殊な補強方法(煉瓦の既存建物をコンクリートの建替え建物で支える方法)を採用しています。外部に煉瓦、内部に漆喰をまとった壁面は、既存木製梁や最小限付加された鋼材、地中梁によって建替え建物と結びついています。

財団法人日本建築防災協会の審議においては安全性の向上について、特に慎重なご指導を頂きました。

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